海軍機

海軍機は試作発注年度と機種を組み合わせて試作機の管理をしていた。零戦の場合だと、昭和12年に試作命令が出た艦上戦闘機ということで十二試艦上戦闘機と呼ばれた。当然、試作機が全部制式機となるはずはなく、制式機となった機体は皇紀年号の下2桁をとって、☆☆式機種名と名付けられた。零戦だと、皇紀2600年に制式となったため年号下2桁は「00」なので零（れい）式となり、その後に機種名である艦上戦闘機を続けて、零式艦上戦闘機が制式名となる。大戦後半になると☆☆式機種名という形ではなく、愛称（雷電、天山など）が制式名となる。

機種、設計会社記号の詳細は記号・呼称ページを参照されたし。