計画、試作機

大戦中に計画された、あるいは試作された機体は陸海軍合わせて相当数存在する。ペーパープランの数で有名なのはドイツであるが、ドイツほどではないが日本にも様々な計画機、試作機があり、実用化されずに設計図面の中へと戻ってしまった。強力なライバルがいたため採用されなかった優秀な機体、時代を先取りしすぎたため見送られた機体、完成しても闘える場所が既に無くなっていた機体などなど。消えていった機体の多くは適当な大出力のエンジンがなかったため開発中だった幻のエンジンを追いかけて作られたものが多く、大出力エンジンの開発遅れがこれらの機体の誕生を阻んだ大きな原因となっている。