四式重爆撃機(飛龍)
四式重爆撃機(飛龍)は百式重爆撃機(呑龍)の後継機として計画され、四式戦闘機(疾風)とともに大東亜決戦機といわれ重点生産された。その名に恥じず、単発機並みの運動性能を有し、軽荷状態で曲技飛行ができたと言われ、その結果雷撃が可能と判断されて実際に海軍航空隊と連携して雷撃機として出撃している。
百式重爆撃機(吞龍)諸元
エンジン | 空冷18気筒 三菱ハ104×2(離昇馬力1,900HP/2,450r.p.m 公称馬力1,610HP/5,400m) |
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最大速度 | 537 km/h(高度6,090m) |
航続距離 | 3,800 km |
全高 | 5.6m |
全幅 | 22.5m |
全長 | 18.7m |
主翼面積 | 65.0㎡ |
自重 | 8,649kg |
全備重量 | 13,765kg |
上昇時間 | 6,000mまで14分30秒 |
実用上昇限度 | 9,470m |
武装 | 12.7mm機関砲×4、20mm機関砲×1 |
爆弾 | 50kg×15または250kg×3または500kg×1または800kg×1あるいは800kg魚雷×1 |
乗員 | 8名 |