日の丸、旭日旗

日頃何気なく見ている日の丸だが、デザイン的な決まりがある。日章旗、旭日旗とも基本デザインの他、さまざまなバリーションがある。

日の丸(日章旗)

日の丸の基本デザイン

江戸時代の1854年(安政元年)、島津斉彬と徳川斉昭らの進言によって日本船の船印として幕府に採用された「日章(日の丸)」の幟は、1859年(安政6年)に「日章(日の丸」の旗(「日章旗」)になり、また事実上の日本の国旗(「御国総標」)となった。日章旗が初めて国旗であると制定されたのは1870年(明治3年)1月27日太政官布告第57号で、「御国旗(御國旗)」(=商船旗・軍艦旗)とされて改めて日本の国旗として扱われるようになった。

現在日の丸(日章旗)は国旗及び国歌に関する法律(別記第一)によって次のように定められている。

  • 縦は横の3分の2
  • 日章:直径は縦の5分の3、旗の中心
  • 彩色:地色は白色、日章は紅色

ただし、旗を竿につけて掲揚する場合、はためいたときに綺麗に見せるため次のように寸法を変更することができる。

  • 縦は横の10分の7
  • 日章の中心を旗の中心から旗竿側に横の長さの100分の1寄った位置

日の丸の特例デザイン

旭日旗

日章旗の制定とほぼ同時期、建軍まもない当時の帝国陸軍において、日章位置が「日章旗」と同じく中央に位置し、さらに16条の光線(十六条旭日旗)を放つ図案を意匠とする旗(「旭日旗」)が日本史上初めて1870年5月15日の太政官布告第355号で「陸軍御国旗(陸軍御國旗)」として制定された。

軍旗

その陸軍に遅れること19年後の1889年(明治22年)、勅令第111号で従来の日章旗(=軍艦旗)から変更されるかたちで、海軍は陸軍の軍旗とは異なり日章位置が旗竿側に寄る意匠とした十六条旭日旗を「軍艦旗」として制定した。現在の自衛艦もこの軍艦旗をそのまま踏襲して使用している。

軍艦旗

現在海上自衛隊で使用されている軍艦旗のデザインは以下の通りである。

  • 縦横比は縦2:横3
  • 日章の直径は縦の2分の1
  • 日章の中心位置は旗の中心から竿側に縦の6分の1寄ったところ
  • 光線の幅・間隔は日章の中心から11と4分の1度(11.25度)に開いた広さ
  • 彩色は地は白色で、日章及び光線は紅色
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